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2010年9月17日 (金)

兼高SARU世界の旅:世界最古の恐竜展3

ナレーター:兼高SARU、世界の旅

(音楽)ちゃら~、ちゃら~、ちゃら~、ちゃちゃ~、ちゃららら~、ちゃららら~、ちゃららら~、ちゃちゃ~ …

SARU:お次の部屋へと参りましたところ、先ほどお話ししました「哺乳類の祖先」「ワニ類の祖先」「恐竜」の化石と全身骨格が展示されていましたの。
茶川:おぉ、先ほどの三つ巴の3種ですな?
SARU:そうでございますわね。

Cimg1798
茶川:こちらは?
SARU:こちらはですね、哺乳類の祖先である「ディキノドン類」と呼ばれる種の「イスチグアラスティア」の復元骨格ですの。
茶川:おや、どこかで聞いたような名前ですが?
SARU:そうですの。先ほど「イスチグアラスト州立公園」についてお話ししましたでしょ。
茶川:そうでした。
SARU:このイスチグアラスティアはこの「イスチグアラスト州立公園」でしか発掘されておりませんの。
茶川:貴重な生物なのですな。
SARU:そうでございますわね。イスチグアラスティアは三畳紀の前のペルム期の中期に登場し、三畳紀後期まで生存しておりましたのよ。
茶川:先ほど話していたペルム期後期の大量絶滅を逃れたというわけですか?
SARU:そうですの。そういった意味でも大変貴重な生物ですわね。

Cimg1799

Cimg1800
SARU:こちらも哺乳類の祖先でディキノドン類より少し後に登場した「キノドン類」の「エクサエレトドン」と申しますの。上が実際に発見された化石で下が復元骨格ですわね。
茶川:ほう、そう言われてみるとこちらは何となく哺乳類っぽいですな。前歯と犬歯、臼歯がはっきりと分かりますな。
SARU:そうでございましょ。イスチグアラスティアには歯はございませんでしたけれど、エクサエレトドンは今の哺乳類とほぼ同じような歯をお持ちですわよね。また、この歯の特徴から、イスチグアラスティアは草食、エクサエレトドンについてはいろいろ論争がございますけれど、大筋ではイノシシなどと同じ雑食性だと考えられておりますの。
茶川:へぇ、歯の特徴から食性を割り出すのですな。
SARU:エクサエレトドンはペルム期の後期に発生して三畳紀後期まで生存していたと考えられておりますのよ。
茶川:ほう、さしずめペルム期末の大量絶滅をイスチグアラスティアと共に乗り切った「同士」といったところですな。
SARU:まぁ、うまいことおっしゃるのね(笑)。このエクサエレトドンの化石は「イスチグアラスト州立公園」で2番目に多く発見されている程繁栄していたということですのよ。
茶川:ほぅ、では1番目は?
SARU:それは後々出てきますので、楽しみになさっていてくださいな。

Cimg1802
茶川:こちらは恐竜ですか?
SARU:いいえぇ、違いますの。これは現在のワニ類のおよびその祖先を含む「クルロタルシ類」と呼ばれる種の「シロスクス」ですの。
茶川:おやま、恐竜じゃないんですな。
SARU:そうでございますのよ。このシロスクスは足の部分は典型的なワニ類の形をしているのですが、そのほかの部分は大分恐竜と似ておりますわよね。こういう、別種で似た進化の過程をたどることを「収斂進化」と申しますの。
茶川:ほぅ、たとえば鳥と蝙蝠みたいな?
SARU:そうですわね。それも代表的な「収斂進化」の例でございますわね。

Cimg1803
茶川:こちらはぐっとワニに近付いているようですな。でも、まだワニとは違うようですなぁ。
SARU:そうですわね。これは「クルロタルシ類・ラウイスクス類」の「サウロスクス」ですの。
茶川:へぇ。
SARU:ワニと異なるようにお見えになりますのは、足が体に対して下に出ているからでございましょうね。
茶川:そういや、そうですね。
SARU:このおかげで、サウロスクスはある程度早く歩けたと思われておりますの。
茶川:早く歩かなければならない理由ってえのは?
SARU:歯を見ていただくとお分かりかと思いますが、こちらは現生ワニと同じ肉食でしたのよ。また陸棲で、基本的にその捕食性は待ち伏せと思われておりますの。
茶川:ほぅ。
SARU:ですが、獲物を捕るためにはある程度の俊足が必要でございましょ。
茶川:なるほど。
SARU:ちなみに、先ほどの「シロスクス」は草食でしたのよ。
茶川:ははん。「シロスクス」には歯がありませんでしたからな。また、長い首は高いところにある葉っぱを食べるのに便利そうですな。
SARU:そうでございますの。
茶川:ところで、「シロスクス」の場合は「クルロタルシ類」だけですが、「サウロスクス」の場合は「ほにゃらら・ほにゃらら」になっているのはなぜですか?
SARU:私も疑問に思ったのですけれど、どこにもそれに対する記述はございませんでしたのよ。
茶川:ふむ。
SARU:先ほども申し上げました通り、「クルロタルシ類」とはワニ類やその祖先を全部ひっくるめました一大分類ですの。ですからその下に「ラウイスクス類」等の更に分化した分類があるのですの。
茶川:ははん。
SARU:恐らくですね、「シロスクス」は「クルロタルシ類」の中でも非常に特化した体型をしておりますので、「クルロタルシ類」の下のどの分類に入れましたら良いのかまだ議論の最中になっているのではないかと思いますの。
茶川:ほぅ、なるほどね。
SARU:そのうち「シロクスク」がどこかの分類に入れられるか、または新たな分類が加わってそこに入るかもしれませんことよ。

Cimg1801
SARU:こちらは「恐竜類」の「フエングエリサウルス」ですの。
茶川:ははん、先ほど最初の部屋で出迎えてくれたやつですな。
SARU:その通りでございます。

Cimg1804
茶川:こちらは斜め上からの写真ってことは、結構小さいもんなんですか?
SARU:えぇ、体高が50[cm]も無かったかしら。体長も1[m]程ですのよ。
茶川:へぇ、こらえらい小さいんですな。なんですか、これは恐竜ですか?
SARU:ええ、「恐竜類」の「エオラプトル」ですの。大抵の恐竜の化石は、骨格の一部分がバラバラに発見されるのですけれども、この恐竜の化石はほぼ完全骨格で発見されましたのよ。
茶川:ほぅ、こらすごいですなぁ。
SARU:骨格の特徴は恐竜類の中では最も原始的と考えられておりまして、古生物学者の中にはエオラプトルを「恐竜類」から外すべきだと考えている方もおられるくらいですの。
茶川:はぁ、そうですかぁ。恐竜の祖先と考えてもよいくらいの最古の恐竜ってことですかねぇ。
SARU:そうでございますわね。

ナレーター:この番組は「メイちゃん印のアイ・コスメ」の提供でお送りしました。

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さて、本日の親ばか写真館は、

Cimg1888
甘ったれ銀ちゃんですlovely
実は甘えているのではなく、スリッパを狙っていますcrying

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コメント

まとめてですみませんcoldsweats01
毎回恐竜等の化石を見ると、この様に綺麗に復元するのは相当すごいことだなあ~と感心してしまいます。
それにしても、SARUさんはひとづつ調べられたのか分かりませんが、物凄い知識ですねcoldsweats02

ちなみに、今回の銀ちゃんは解説がなければ本当に甘えている様に見えましたhappy02

こがっちさん、コメントありがとうございます。

発掘される化石はばらばらなので、骨を見てどの部分の骨かを推測できる能力が必要です。またその化石には一個体全ての骨がそろっていることはきわめてまれなので、他の近縁の生物から足りない骨を推測する力も必要です。また、化石の凸凹はきれいに修繕し、骨同士はシリコンゴムで固定して組み上げるため、その手の左官や大工的な技術も必要です。まさに、知識、推測能力、技術の必要な大変な仕事ですよねcoldsweats02

私の知識は大したことはありません。でも、今回の恐竜展で得た知識と、忘れてしまったことは公式プログラムで調べ、それでもわからないことはインターネットで調べています。たかがブログでなぜそんなにしなければならないのか全く分かりませんが、なぜかこうなってしまいましたwobbly

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